万勝寺ラジコンクラブレポート 1.12(祝)2004


皆さん、明けましておめでとうございます。
今年も、いつもの万勝寺ラジコンクラブレポートを綴っていこうと思います。

あれぇ〜!?
新年早々・・・イキナリ、何ですかぁ!?
この画像は!?

コレは、去年、このコーナーで、
散々写しまくった機体でんがな!

マアマア、こんなにコンパクトになってまぁ!

雑記録で、コンパクトカーの話をしたからって、
オタクもこんなにならずとも良かったのに  (ToT)

今年の初飛行は、1月2日に2回ほど飛ばして済ましてから、10日ぶりの1回目で
                                ・・・とうとうこの日がやってくるとは!

これまで、1年半くらいの間、他には、浮気を一度もしないで、アナタばかりを飛ばしてきたのに
                       ・・・こんなに急なカタチで、別れがやってくるとは!!

燃料も私が飛ばし始めて、16L缶にして、10缶以上は焚きましたが・・・
       「そろそろ元を取ったなぁ!」 などとは、一度も考えたこともございません!

また、1ヶ月前、クイックのサンキュッパの機体が、予約出来たからといって、
       「どんな機体か楽しみだなぁ!」 と思ったり・・・
                  ・・・お金は、とっくに振り込んだぜ!  早く、送ってくれぇ!!

上昇アップスナップが少しやりにくいからといって、
       「そろそろ他のもどうかなぁ!?」 と思ったことも、一度もなかったのに・・・

アナタは、逝ってしまわれたのですね!!

今においても、

P-05を春の検定会(4月中旬頃)に仕上げるのが、間に合いそうもないからといって

「ちょうど良い言い訳が出来て良かった!!」 
                       などと考える事など、滅相もございませぬ!!

このOM機体スーツは、殿を失った奥方のようです。

この細身の奥方に似合うお方が、これから先、
おいでになるのでしょうか?

今後、剃髪して仏門に入られるのかも知れません!

なんとも、おいたわしい限りでゴザイマス!!

ワタクシと致しましては、 今日、明日は、殿の供養に専念致し、
今後、落ち着いてから、この結末について説明させていただきたく存じます。

最後になりましたが、この事が、皆様にとって、禊(みそぎ)としての効果を果たし
今後、皆様に御不幸が起こりえないように、ただただ、念ずるのみで御座います。


合掌



1/17.2004追記

しかし、なんですねぇ!

逝ってしまう前だったら、「原因は、何だろう?」  とちょっと真面目に考えたりもしますが・・・

逝ってしまった後だと、どうでもよくなってきますね!!

でも、この前、説明すると言った手前、一応、書いていきます。

☆墜落の経緯

離陸した直後から、
ちょっとエルロン、エレベーター、共に変な感じだったので、すぐに着陸をしようと着陸態勢に入りました。

しかし、5秒に一回くらい、舵が効かなくなる瞬間が有り、また、急に左にエルロンが切れなくなる症状が出ていました。

このまま、滑走路上に持ってくることが、危険と判断し、滑走路手前のところで、
相変わらず、5秒に一回程度のノーコンの瞬間を感じながら、右旋回をして回復するのを待ってましたが、
南の山のところで、エレベーターが効かなくなる瞬間が、2秒程度続いた為、
そのまま、南の山のところに、墜落しました。

墜落した時、山の枯れた枝に、当たりながら、逝ったのか、「バキ・バキ・バキ」と言う音が、5回以上聞えました。

☆当日の状態

@ そういえば、当日の10日前の2日の燃料が燃料タンクに残ったままだった。
   2日は、急に天気が悪くなって、急いで仕舞った為、燃料を抜くのを忘れていたようでした。

A 2日の時から、エンジンのかかりが悪く、エンジンを始動するのに、結構てこずった。

B バッテリーは、最初に計った時には、80%あったが、その後、始動するのにてこずった後は測らずに
   そのまま、飛ばしてしまった。
   
C 当日、バッテリチェカーは壊れていて(そう言えば、2日から壊れていたが買うのを忘れていた。)
   スターターのバッテリーの接触が悪く、また、充電ジャックも壊れていた。
   また、プラグヒートの方も、たまたま、2つ共、調子が悪く使えなかった。

   と言う事で、当日は、回りのクラブの皆さんにすべて借りまくって、やっとかかりました・・・

☆墜落に至るまでの感想

瞬間的にも、ノーコンを感じた時に 
「直ぐに、エンジンカットしてダウンを打って墜落させた方が、安全だったかも!?」とも思いましたが、
これまで、その状態から回復し、無事に着陸したことを思い出して、ギリギリまで粘ってしまいました。

「これが、回りにご迷惑をかけることになっていたら!?」 と思うと反省しています。

また、その状態で操縦を続ける事も苦しかったですね!
なんと申しますか、御●鷹山に墜落した日▲機のパイロットの気分のようでした。

原因について、後から考えてみると、
おおよそは、以前に雑記録(ノーコンに関する一考察 10/2.2003)で、書いていた内容だと思います。

バッテリーは、回収できなかったので、断定は出来ませんが、操縦した感覚からすると、
以前にノーコンになった感じと同じでした。
やっぱ、タンクから何からすべて新調すべきだったかなぁ!!

また、エルロンが、急に左に切れなくなったことについて、

以前、エアブレーキを入れた瞬間にスピンに入って山に墜落しそうになった時は、
瞬間的に指がエアブレーキを解除するように動いて、墜落寸前で辛くも回復しましたが、
今回の場合、エアブレーキを入れたときには、エルロントリムのズレを感じなかったので、
解除するように指が動かなかった事も残念です。
・・・フラフラした機体(ほとんどダッチロール!?)を落さずに飛行するのに精一杯でした。

多分、エアブレーキを外すとエルロンが、少しはマトモになっていたと思います。
・・・左に、フルに切っても、水平にもならなかった。ラダーを併用して、なんとか飛ばしていました。

また、スイッチを入れた時は、
それほどだとも感じていなかったので、エアブレーキを入れたことも迂闊だったかも知れません。

今後は、機体の整備に、もっと注意を払いたいです。

☆最後になりましたが、向山先生、機体の回収に協力していただき、ありがとうございました。

「バキ・バキ・バキ」って音がしたのは、
尾翼やら主翼やらが、枯れ枝にもぎ取られていった音のようです。

その間に落下スピードが落ち、また積もった枯れ葉のクッションで、
プロペラも折れていません!

機体が、これだけ、やられているのに不思議です。

まだ、エンジンの状態などを確認していませんが、
エンジン等を守る為に、ここまでボロボロに砕け散ったみたいです。

最後まで、健気な機体でした・・・


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